葉焼け
高温障害(ばら)
強光による葉焼け
(ポトス)
冷害による葉焼け
(ミニトマト)
冷害による葉焼け
(パキラ)
葉焼け(セントポーリアのリングスポット)
葉焼け
(ナナカマドの薬害)
葉焼け
(アジサイの薬害)
葉焼けとは | 葉が茶色くなったり白く色が抜けたようになる生理障害の総称。原因は様々で、直射日光による高温障害、冷害(低温障害)、塩害、薬害など、急激な環境変化による場合が多い。 |
被害症状 | ポトス、パキラ、セントポーリアなど本来は日陰で自生している観葉植物を直射日光の当る場所に急に出したり、夏場にバラの枝を剪定して急に下葉に直射日光が当たるようになったり、窓辺に置いた観葉植物の葉が窓に触れた状態で夜温が下がったり、早春に苗が寒風にさらされたり、台風で巻き上げられた海水を被ったり、希釈倍率を誤り高濃度の薬剤を散布した場合など、様々な原因による急激な環境変化による刺激に耐えきれず、葉の色が抜けたような斑点が出来たり、全体的に茶色や白色に変色することがあります。それぞれ生理障害の一種と言えますが、総称して「葉焼け」と言う場合があります。 |
防除方法 | 急に栽培環境を変えない。特に急激な温度変化は避ける。病気ではなく、症状としては一時的なものなので、その後の栽培環境が改善され肥培管理などをきちんと行えば回復します。 |