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病害虫ナビ薬剤の選び方

薬剤を効果的に使用するための基礎知識として病気・害虫の対策のための薬剤の選び方をご案内します。薬剤の選び方のポイントをわかりやすくまとめました。

薬剤の選び方のポイント

STEP1害虫なのか病気なのか?判断しましょう

退治したい病害虫をはっきりさせることが大切です。害虫の場合は被害部周辺にいたり、食べられるなど被害症状が現れるため分かりやすいですが、病気の場合は症状によって病原菌以外の要因、害虫、天候、大気汚染、養分不足などによっても似たような症状が現れるので、病害虫の本などを参考にして原因をはっきりさせます。詳しい人に相談するときは、現在の症状などを具体的に答えられるように事前によく観察しておきましょう。

STEP2それぞれの薬剤の効果・特性を理解しましょう。

ある程度広範囲の病気(害虫)に効果のある薬剤と特定の病気(害虫)に効果のある専門的な薬剤があり、病気と害虫の両方に効く薬剤もあります。病気の場合は予防的に発病前から発病初期に散布する薬剤と、発病後に使っても効く薬剤があります。害虫の場合は速効的に効く薬剤と、ある程度の期間継続的に害虫を退治する残効性のある薬剤があります。また、同じ成分の薬剤でも剤型によって使用方法や適用が異なることがありますので使用の際は商品の説明をあらかじめ確認しましょう。

STEP3対象作物に薬剤の適用があることを確認しましょう。

病気を予防したり害虫を退治する時、同じ病害虫でも植物によって薬剤をかえなければならないことがあります。ラベルや説明書の「適用病害虫と使用方法」の表に使用できる(認可された)植物名が記載されていますのでその内容を確認しましょう。特に、野菜や果樹など食用する植物に散布する場合は登録内容を遵守することが大切です。基本的に、記載のない植物には使用できませんが、「野菜類」や「果樹類」と記載されていればすべての野菜あるいは果樹に使用することができます。



薬剤散布のタイミング

大切な植物を病害虫から効果的に守るには、 発生前からの定期的なチェックと散布がポイントです。
病害虫の被害は、被害が目立つようになってからあわてて防除することが多いものです。害虫による吸汁や食害の被害の場合はもちろんですが、特に病気の場合は葉が変色した後に殺菌剤を散布しても、 元通りにはなりません。変色などは細胞が病原菌に侵されて死んでしまったために起こった症状だからです。
病害虫は、それぞれ発生の時期が異なります。適切な防除時期を確認して散布しましょう。

薬剤の選び方のページです。
住友化学園芸では、家庭園芸用殺虫剤・殺菌剤・除草剤・肥料のほか、くらしに関連するさまざまな商品を扱っています。

商品の使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。

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