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雑草ナビ剤型別特徴

散布器具が不要でそのまま手軽に使用できる種類と、水に希釈して散布する種類があります。前者には粒剤、微粒剤、シャワー剤、スプレー剤があり、後者には液剤があります。それぞれ特徴が異なりますが代表的な特徴は次の通りです。
粒剤・微粒剤は枯れるまでに時間(1~2週間)がかかりますが枯れ始めると3~8ヵ月間雑草の発生を抑えます。シャワー剤は葉に直接散布するため粒剤に比べ早く枯れます。現在生えている雑草を退治する製品と粒剤同様に長期間効果が持続する製品があります。スプレー剤はワンポイントで使用するのに向いています。液剤は葉に散布するため大きくなった雑草にも有効で、中には退治の難しい雑草まで枯らす製品もあります。

粒剤タイプ(除草剤)

数種類の除草成分が混合されているので一年生雑草から多年生雑草まで退治するものが多いです。雑草の根から吸収されて効果を発揮するので、雨上がりなど地面が湿っているときに散布するのがポイントです。大きくなった雑草には不向きですが、これから生えようとしている雑草を枯らし、発芽を抑える作用もあるので長期間効果が持続するものが多いです。ダイロン微粒剤は一年生雑草とゼニゴケ用です。

粒剤タイプ(除草剤)

粒剤タイプの特徴

パラパラとまくだけで、雑草を枯らし長期間発生を抑制します。
有効成分は主に根から吸収されるため、発生前の予防散布や生育初期の雑草で有効です。

生えている雑草を枯らす

  • 草が伸びれば根も伸びる
    草が伸びれば根も伸びる
    雑草は草丈の低いときは根も地表面近くにあり、大きくなるに従って根量も増し地中深くまで伸びていきます。
  • 根から成分を吸収させるしくみ
    根から成分を吸収させるしくみ
    地表面の除草剤の成分が水分で溶けだし地中に処理層を作り、地表面近くの根がその成分を吸収。
  • 成分は根から茎葉にも移動
    成分は根から茎葉にも移動
    除草成分が光合成などを妨げ、雑草が栄養を作り出したり取り込んだりする働きを阻害することにより生気を失い枯らします。

生える前から雑草予防(効果が持続)

  • 目には見えない種子がたくさん
    土中には見えない種子がたくさん!
    土中には無数の雑草種子があり、地中深くの種子は発芽しませんが地表面近くの種子は発芽します。
  • 除草成分が土の表層に留まる
    除草成分が土の表層に留まる
    散布して溶けだした除草成分はあまり移動しないで土の表層に留まって除草剤の層(処理層)を作ります。
  • 種子は発根してすぐに枯れる
    種子は発根してすぐに枯れる
    種子は発根するとすぐに除草剤を吸収し、生長せず枯れてしまうので生えることができません。

シャワータイプ(除草剤)

比較的早く雑草が枯れはじめますが、作用性は2タイプあります。草退治シャワー及び草退治シャワーワイド、シバニードシャワーは茎葉散布型の除草剤で根からはほとんど吸収されず、生えている雑草だけを退治する除草剤です。草退治メガロングシャワーは茎葉からも根からも吸収される除草成分のため、雑草の種子まで枯らし、長期間効果が持続します。

シャワータイプ(除草剤)

シャワータイプの特徴

雑草にサーッとまくだけで、手軽に雑草を枯らすことができます。
有効成分は主に茎・葉から吸収されるため、比較的雑草が伸びた場合でも有効です。

生えている雑草を枯らす

  • 草が伸びれば根も伸びる
    草が伸びれば根も伸びる
    発芽したばかりの小さな雑草より葉の枚数が多くなったある程度大きくなった雑草に使用します。
  • 雑草の葉に直接かけるのがコツ
    散布イラスト
    雑草全体、特に葉によくかかるようにていねいに散布します。吸収された除草成分は植物体内を移動します。
  • 雑草体内から弱って枯れる
    枯れ後イラスト
    植物が生育に必要な酵素の働きを阻害したり、光合成の働きを阻害するため、雑草は栄養を取りこめず生気を失って枯れてしまいます。

生える前から雑草予防(効果が持続)※一部シャワー剤で予防に使えるものがあります。

  • 雑草が生える前の地面に散布
    散布イラスト
    草退治メガロングシャワーは粒剤タイプ同様に雑草の発芽抑制作用があるので長期間効果が持続します。
  • 除草成分が土の表面に留まる
    雑草の種が飛んできたイラスト
    茎葉散布中に地面に落ちた除草剤も直接地面にまいた薬剤も、すぐには分解されずに土中に残っています。
  • 種子は発根してすぐに枯れる
    生える前に枯れるイラスト
    種子は最初に発根しますが、発根するとすぐに除草剤を吸収して枯れてしまうので雑草は生えてきません。

スプレータイプ(除草剤)

スプレータイプは、小面積やワンポイントで雑草を退治するのに向いています。茎葉部分に散布して葉から吸収させて効果を発揮しますが、雑草全般に効果のあるタイプと、イネ科植物の芝生には影響を与えず、その中に生えている広葉雑草を選択的に枯らすタイプがあります。

スプレータイプ(除草剤)

スプレータイプの特徴

雑草にサーッとスプレーするだけで、手軽に雑草を枯らすことができます。有効成分は主に茎・葉から吸収されるため、比較的雑草が伸びた場合でも有効です。枯らしたい雑草にねらい撃ちできるため、家の周りなどの雑草をピンポイントで枯らすことができます。

生えている雑草を枯らす

  • 草が伸びれば根も伸びる
    草が伸びれば根も伸びる
    雑草は草丈の低いときは根も地表面近くにあり、大きくなるに従って根量も増し地中深くまで伸びていきます。
  • ねらった雑草だけに集中散布
    散布イラスト
    草退治シャワーワイドは有用植物にかからないよう、しつこい雑草退治スプレーは芝生にかけすぎないように散布。
  • 雑草体内から弱って枯れる
    枯れ後イラスト
    植物が生育に必要な酵素の働きを阻害したり、ホルモンバランスを崩して生長を阻害するため、生気を失って枯れてしまいます。

原液[水でうすめる]タイプ(除草剤)

雑草全般に効果のある液剤と芝生の中に生える広葉雑草を枯らす液剤があります。ターンアウト液剤はドクダミ、ススキ、スギナなど防除の難しい雑草まで退治できますが、地下茎に養分を蓄えている種類は再発生することがあるので、その時は繰り返し散布します。MCPソーダ塩は芝生全体に均一に散布します。

原液[水でうすめる]タイプ(除草剤)のイラスト

原液タイプの特徴

希釈して散布するため大量の散布液が作れ、広面積にまくのに適しています。土に散布するタイプと異なり直接葉に散布するため、除草剤の成分はすぐに吸収されて効果が早く現れます。噴霧器や目の細かいジョロで散布しますが、誤って殺虫剤などの散布や灌水に使われないように、除草剤は必ず専用の器具を揃えてください。

生えている雑草を枯らす

  • 草が伸びれば根も伸びる
    草が伸びれば根も伸びる
    雑草は草丈の低いときは根も地表面近くにあり、大きくなるに従って根量も増し地中深くまで伸びていきます。
  • ねらった雑草だけに集中散布
    散布のイラスト
    葉や茎から吸収させるため噴霧器やジョロなどで雑草の茎葉によくかかるようにていねいに散布します。
  • 雑草体内から弱って枯れる
    枯れ後イラスト
    土壌条件に関係なく、除草成分は葉や茎からすぐに吸収されるため早く雑草が枯れはじめます。

よく見られている雑草はコレ!

剤型別特徴のページです。
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商品の使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。

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