5.毎日の手入れと管理
5-6.寒肥とお礼肥、芽出し肥
庭木や花木、果樹などは休眠している冬に、春先に元気な芽を出させることを目的にして、元肥の一種である「寒肥」を施します。
「お礼肥」は、「美味しい実や、美しい花を有難う」という感謝の肥料で、開花後や収穫後に施す追肥の一種です。主に花木や果樹、球根植物に施して、株の回復をはかるもの。効き目の速い化成肥料を使います。また「芽出し肥」もあり、これは主に春先に施す肥料です。
施し方
寒肥の施し方
樹木の周りに穴や溝を掘って、遅効性の有機質肥料などを施す。春の活動期に向けて、休眠している冬季に施す肥料。
お礼肥の施し方
花後や果実の収穫後、球根を太らせたり、株の回復を目的に、速効性の化成肥料などを施す。
芽出し肥
芽が動き出すころに施す肥料で、窒素分を少し多めに含んだ肥料をぱらぱらとまく。