2020年2月14日配信号 vol.90

園芸作業がさらに便利に!2020年の新アイテムが登場

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立春を迎える2月は暦の上では春となり、園芸のスタートがいよいよ待ち通しくなりますね。
eグリーンコミュニケーションでは2020年春新発表の新商品情報を公開しました。
家庭園芸初となる「粒」タイプの殺虫殺菌剤「ベニカXガード粒剤」など、園芸作業が便利になるお役立ちアイテムが登場!
春の訪れを少しずつ感じながら、楽しいガーデニングプランを立ててみて下さい。

 

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★☆2020年新商品情報☆★

家庭園芸初となる「粒」タイプのベニカXガード粒剤、水切れしにくい土に変えるモイスト成分配合のマイガーデン液体肥料など、新アイテム情報はここからチェック!

 
 

 ◆◇ガーデニングコラム 「今日もみちくさ」 その85◇◆
うごめく、春よ

 例年以上に年末年始がプライベートで慌しかったため、1月の記憶がほとんどない体たらく。「みちくさ」はそれなりにしていたのだけれども、おそらく気もそぞろ、空の色ばかり見ていた気がします。街なかの保存林の梢に棲む、ヤドリギには新年の挨拶をしに行きましたが。
 1月の東京は、氷点下を下回る日が1日もなかったそう。仕事部屋の暖房を1回も点けることなく過ごせそうなので、経済的なメリットはあったものの、少し心配もありました。

 

◆ 暖冬だからの困りごと

 「バラがきれいだから見に来て」。

 ガーデナーの友人からメッセージが届いたのは、1月中旬だったでしょうか。場所は関東地方の沿岸部。東京よりさらに温暖な気候の地域です。拙宅の近隣では、それほどバラが目に留まることもなかったので、このお知らせには驚きました。実際のそのバラは、春と秋の花盛りのときと比べるものではありませんが、冬にしては花数も多く、冬バラの魅力を改めて知ることができました。育種が進み、四季咲き性に富んだ品種というのは、休眠しなければ本当に繰り返し咲き続けるのだなぁ。

 しかしながらその友人は、「やっぱり切りどきに迷う」と、小さな困りごとをつぶやいていました。葉が落ちることなく冬を迎えてしまう暖地では、近年、こうした悩みが時折聞かれます。思い切って剪定することでしか、それを回避することはできません。

 日中は春のような陽気が数日続き、拙宅のバラをよく見てみたら、株元に近い位置に目覚めの証しがあるではありませんか。

「これは困った」。率直な私の気持ちです。

 成長が始まれば、それは止まることはありません。でもまだ2月。暖冬とはいえ、まだぐっと冷え込む日はあるでしょう。若く柔らかな新芽は、寒暖差にも敏感で、そのギャップによって傷んでしまう心配があります。休眠していれば不要だった軽い防寒を、気温に応じて施す必要があるかもしれません。

 同じことはさまざまな植物でいえます。拙宅ではそのうちブドウが目覚めてしまうでしょう。休眠時に剪定しておかないと、樹液が動いて、切り口から驚くほど流れ出てくるからウカウカしてはいられません。

 また、暖冬のおかげで寒さが足りず、開花の遅れが予想されているものもあります。特に春に開花するリンゴやモモなどの果樹は、市場流通への影響も個人的に少し心配しています。

 

◆ 今日は何の日?

 ところで、このメルマガの配信日は2月14日。そう、バレンタインデーです。すっかり定着したチョコレートのプレゼントのほか、男性から女性へ花を贈る「フラワーバレンタイン」が日本でも提唱されるようになり、今年で10周年を迎えました。元々ヨーロッパではバレンタインデーに花贈りの習慣があったことに倣ったイベント。この10年で花への関心に結びついていたら嬉しいです。

 当のバレンタインも今では「友チョコ」のように、親しい間柄でプレゼントを贈り合う流れを生みました。それに倣ってバレンタインデーの花贈りも恋人やパートナーに限らず、普段お世話になっている方や親友と花を贈り合うのもすてきです。

 そういえば日本では、見舞いに鉢花を贈るのは「根づく=寝つく」を連想させることもあり、控えるべきと言われています。ですが、恋人やパートナーとなら、しっかり長く根づきたいもの。フラワーバレンタインこそ、鉢花を贈ってみてはいかがでしょうか。またこれを機に、今が植えつけ時期終盤となる落葉樹の類いもおすすめしたいもの。四季の表情がわかりやすい落葉樹を、家族やカップルのシンボルツリーとして育ててみれば、愛情の印としても記念になるでしょう。

 では今日の帰宅途中は、ぜひ花屋さんにお立ち寄りください。そうそう、残業もほどほどにね!

PROFILE

 

ウチダトモコ [プロフィール]

園芸ライター、グリーンアドバイザー、江戸東京野菜コンシェルジュ。
園芸雑誌、ライフスタイル誌などの編集、ライターを経て、現在は主にウェブで提案および取材執筆活動中。

 
 

今月の園芸作業に役立つおすすめ商品はこちら

ベニカXガード粒剤

家庭園芸初!粒タイプの殺虫殺菌粒剤!病気に抵抗する強さを引き出し植物を丈夫にする

ベニカXガード粒剤

 

種まき、植付け時に土に混ぜ込んだり、植付け後に株元にばらまくだけで効果をあらわす殺虫殺菌粒剤です。
殺虫成分は根から吸収され、薬効が葉の隅々まで行きわたり、害虫の被害から植物全体を守ります。
微生物(B.t.菌)の作用により植物の抵抗力を高め、丈夫にすることで病気を予防します(抵抗性誘導)。

 
マイガーデン液体肥料

モイスト成分の働きで水の浸透性を改善&保水性アップ!

マイガーデン液体肥料

 

すばやく効いて、植物を元気に育てる液体肥料です。
続けて使うことにより、鉢土を水切れしにくい土に変えるモイスト成分配合。
乾きやすい鉢土でも水分とともに肥料成分がすみずみまでしみわたり効率よく肥料を吸収します。

 
マイガーデン粒状肥料写真

肥料効果が約1年続く!土も元気にする肥料!

マイガーデン粒状肥料

 

元肥・追肥に使える便利な粒状肥料。植物の生育にあわせて効くリリースコントロールテクノロジーを採用。
暖かく生育が盛んな時は多めに、寒くて生育が緩やかな時は少なめに、土の温度と水分で肥料の溶け出す量をコントロールします。
土壌の保水性・通気性を高めるなど、土に活力を与える腐植酸と植物性有機質を配合。

 
ベニカXファインスプレー画像

殺虫・抑制効果 ロングタイプ30日(アブラムシ)1ヵ月効果が続く

ベニカXファインスプレー

 

花や緑の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です。
害虫に対しては速効性と持続性(アブラムシで約1カ月)を実現。
病原菌の侵入を防いで病気も防除します。

 
カイガラムシエアゾール画像

庭木・ばらのカイガラムシ退治に!

カイガラムシエアゾール

 

さまざまな庭木やばらのカイガラムシを、2つの成分で効果的に退治します。
成分が枝に浸透して殺虫効果が約1カ月持続(ルビーロウムシ 夏期孵化幼虫)するので、散布後に発生した害虫も退治します。
夏期だけでなく冬期の越冬成虫にも効果があります。
ジェット噴射で高いところまで薬剤が届きます。

 
アースチェック液

一目でわかる酸度(pH)測定液

アースチェック液

 

誰でも手軽に簡単な方法で、土壌酸度(pH)が測定できます(測定範囲pH4.0~8.5)。植物にはそれぞれ栽培に適した土壌濃度(pH)があり、適した土壌で育てることが大切です。土壌酸度(pH)は降雨(灌水)、施肥などによっても変化します。植え付け、植え替え時はもちろん、定期的に土壌酸度(pH)をチェックして、より良い環境で植物を育てましょう。

 

花と緑のメールマガジン vol.90はここまで!

次回の配信もお楽しみに!

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発行日:2020年2月14日
発行元:住友化学園芸株式会社ホームページ事務局

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