Q

なぜ、肥料が必要なのですか?

A

動物も植物も生きるためには栄養の補給が必要です。動物は栄養の補給を主に食べ物を摂取することで行います。一方、植物は光合成を行い、水と二酸化炭素から炭水化物を作り出します。さらに、それ以外の植物体を構成する成分は主に根から吸収します。ところで、山林や野原などに生えている草花は、誰の手も借りず、自然に育って可憐な花を咲かせます。一方、我々が育てる野菜や草花は人が手をかけないと葉色がさえなくなったり、生育が悪くなったり、花数が少なくなったり、実が大きくならなかったりします。なぜでしょう?。自然界では植物などを餌とする動物の排泄物や昆虫の死骸、落ち葉などが腐って植物の養分となり、植物が生育するというサイクルが成り立っています。しかし、手入れの行き届いたきれいな庭の中ではこのサイクルが成り立ちません。また、鉢植えなどのコンテナ栽培では養分を蓄える土の量が限られているため、植物が育つための養分が不足しがちです。さらに、花をより大きく、より美しく、野菜ではより美味しく、より収穫量を多くするなど、人間の要望にあわせて品種改良した結果、野菜や草花は育つために多くの養分が必要となりました。このように野菜や草花が生育するために不足する養分を人工的に補うものを「肥料」と呼んでいます。

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