肥料を選ぶポイントは何かありますか?
多種多様な肥料がありますが、選ぶためのポイントがいくつかあります。
【保証票のある肥料を選ぶ】
肥料は農業の重要な生産資材ですので、肥料取締法という法律によって規格などが定められたり、保証票を記載することなどが義務付けられています。保証票にも生産業者保証票、販売業者保証票などいくつかの種類がありますが、そこには含有成分量、業者名などが記載されています。安心して使用するためには、保証票が記載されている肥料を選ぶのが第一のポイントです。
【使用目的で選ぶ】
元肥として使用するのか、追肥として使用するのかということです。元肥として使用する場合は遅効性肥料か緩効性肥料(「マイガーデン粒状肥料」、「マイローズばらの肥料」など)など長期間効果が持続する肥料を選び、追肥として使用する場合は速効性肥料(「マイガーデン液体肥料」、「花工場原液」など)か緩効性肥料(「マイガーデン植物全般用」、「エードボールCa」など)を選びます。
【植物の種類や生育ステージで選ぶ】
植物の種類や生育ステージによって、それに適した肥料の成分比率が異なってきます。例えば宿根草の場合、春先の芽が出る時期はチッ素成分の多い下り型肥料を、花芽形成や開花期にはリン酸の多い山型肥料を、越冬準備のために秋口からはカリ成分の多い上り型肥料を与えます。一種類の肥料で総てをカバーしたいときには三要素が平等に入っている水平型肥料が適しています。(肥料の成分比率の違いについては「Q 成分の比率によって効果は異なるのですか?」参照)
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