植物全体に発生する生育不良の症状(生育が悪い、萎縮してきた、枯れてきた等)から、病原菌・害虫・ウィルス病などで考えられる原因を記載しています。
植物全体の症状
生育が悪い、委縮してきた、枯れてきたなど植物全体に現れる症状です。草花や野菜類の被害が多いですが花木や庭木類にも見られます。主な原因は3つあります。第一は栽培管理ミス(水や肥料のやりすぎで根が腐ったとき)。第二は土壌中にいる病原菌や害虫のためにおきる症状です。たとえば根や球根が食べられて無くなったり腐ってしまうなど異常がおきたとき、植物体に水分を運ぶ導管の作用が妨げられたとき、根や地際部分にコブができたり白いカビが生えて養分や水の移動が妨げられたときなどいろいろです。第三はアブラムシなどによってウイルス病に感染したときです。根の障害が一番多いため、おかしいと思ったら根の状態を確認しましょう。
株元の土が盛り上がる
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アリが株元に出入りしている
なんとなく生育が悪く、そのまま枯れる場合もある