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栽培管理|アサギリソウの育て方

監修 園芸研究家 矢澤秀成

アサギリソウの栽培管理と収穫の方法について紹介します。

アサギリソウ写真

 アサギリソウは、ロシアのサハリン原産の常緑多年草です。寒さにとても強く、繊細でやわらかなシルバーリーフが、花壇を1年中美しく演出してくれます。草丈は20~30cm前後で、株幅は50cm以上になることがあります。キク科の植物で、株がある程度大きくなると、小さな菊に似た花を咲かせます。  いつもはこんもりとした可愛らしい姿をしているアサギリソウですが、ヒガンバナの花が終わる頃から、少しずつ形が

管理

水やり

 アサギリソウは、乾燥した環境を好むので、やや乾かし気味に管理します。特に冬は、乾燥気味を心がけましょう。

肥料

 とてもデリケートな植物で、肥料が多すぎると、根腐れを起すことがあります。植えつけ後に生育具合を観察してから、粒状肥料「マイガーデン粒状肥料」、「マイガーデン花・野菜用」、「マイガーデン植物全般用」を、通常の草花の半分以下を目安にして、少量を株の回りの土にばらまきます。

置き場所

 

 高温多湿の環境が苦手なので、株元や株まわりの枯れ葉はこまめに取り除き、風通しよくすることが大切です。特に暑さは非常に苦手です。夏は明るい日陰になる場所を見つけて植えつけるとよいでしょう。たとえば、冬は葉が落葉して日なたに、夏は葉が茂る落葉樹の下などを探してみましょう。鉢植えの場合は、暑さが厳しくなる頃に、明るい日陰に鉢を移動しましょう。ヒガンバナが開花する頃になると残暑が緩むので、日当たりで育てましょう。寒さにとても強いので、冬は、そのまま花壇や鉢を屋外に置いて楽しむことができます。

監修 園芸研究家 矢澤秀成

種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。

「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。

アサギリソウの育て方のページです。
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