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準備と植え付け|ガーデンシクラメンの育て方
監修 園芸研究家 矢澤秀成
ガーデンシクラメンを育てるための準備と植えつけの方法をご紹介します。
ガーデンシクラメンは、耐寒性のある原種のシクラメンを元に育成された小型のシクラメンで、耐寒性が弱い一般的なシクラメンと栽培方法が異なります。比較的耐寒性が強いので、冬の屋外でも楽しむことができます。 花色は、白やピンク、赤などがあり、形もいろいろあります。最近は、八重咲きで、高級感のあるガーデンシクラメンもあります。
準備
植えつけ方
植えつけ
ガーデンシクラメンは、9月の下旬から店頭に並び始めます。残暑がまだ厳しい時期に出回る株は、暑さのストレスによって、植えつけ後に花が休んだり、株が枯死したりすることがあります。残暑が終わり、ヒガンバナが咲き終わるころから出荷される苗なら、良質な苗が多くあります。こういった苗を購入し、本格的な寒さが来る1カ月ほど前に定植するとよいでしょう。本格的な寒さが来てから苗を植えつけると、なかなか根が張らず、生育が悪くなり、花数も少なくなります。
ガーデンシクラメンは、水はけと水もちのよい土を好みます。庭植えでは、根鉢がすっぽり入る大きさ、深さの植え穴を掘って植えつけます。
鉢植えでは、水はけと水もちのバランスがよい培養土を用いて植えつけましょう。
種苗会社にて16年間、野菜と花の研究をしたのち独立。植物園や肥料会社、造園会社などの顧問を歴任。またNHKテレビ「趣味の園芸」、「あさイチ(グリーンスタイル)」などの講師をつとめ、家庭園芸の普及に幅広く活躍する。
「趣味の園芸」(NHK出版)、「園芸入門」(同)、「プリムラの育て方」(同)、農業技術大系等、執筆も数多くある。
ガーデンシクラメンの育て方のページです。
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