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毎日の手入れと管理をご紹介します。このページでは元肥と追肥についてご紹介しています。

5.毎日の手入れと管理

5-5.元肥と追肥

植物を栽培する前にあらかじめ施しておくのが元肥。初期生育を助けるので、肥料効果が長く続く緩効性や遅効性タイプの肥料を施します。栽培の途中で、肥料分が不足してきたときに施すのが追肥。生育期に葉の色が薄くなったり、花が小さくなったりするのは栄養失調の症状で、追肥を忘れたり、施す時期が遅れたりすると見られるので、肥料切れのサインを見逃さないこと。少しずつ何回かに分けて、バランスよく与えるのがポイントです。
菜園や花壇では、化成肥料や有機質のぼかし肥を株の周囲にばらまいて土に混ぜこむのが一般的。コンテナ植えでは、速効性の液体肥料を定期的に施すか、固形や錠剤型の肥料を鉢土の上に置いたり、浅く埋めたりする「置き肥」の2つの方法があります。

施し方

元肥の施し方

元肥の施し方

元肥は植え付ける前に施し、生長したらすぐに吸収できるようにしておく。


追肥の施し方①

追肥の施し方①

追肥は生育中に施す。大粒の緩効性化成肥料は水やりのたびに肥料分が溶け出すので追肥に適している。鉢土の上に置いて施すが、根に当たらないよう鉢の縁に置く。


追肥の施し方②

追肥の施し方②

液肥は速効性なので、追肥として広く利用されている。薄めずにそのまま使えるタイプもあるが、原液や粉末は希釈倍率を守ることが大事。水やり代わりに施すとよい。


養分吸収は葉でもする

一時的な肥料切れや生育不良のときは、液体肥料や活力剤を葉面散布して、養分を直接葉から吸収させると、土に施すより早く吸収されるので効果的です。規定より薄めてスプレーで葉の両面にまんべんなくかけるが、あくまでも応急対策なので、土づくりをしっかりして、忘れずに追肥をすることが大事です。

液肥の薄め方
1ℓの水に、原液1mℓ(粉末なら1g)をまぜると1000倍液がつくれる。

肥料切れのサイン

①葉の色が悪くなる

①葉の色が悪くなる

新しく出てくる葉の色が黄色っぽくて、小さい。


②小さいつぼみしかつかなくなる

②小さいつぼみしかつかなくなる

つぼみも小さく、花色が薄い。


③実の色づきが悪く、実も小さい

③実の色づきが悪く、実も小さい

実が大きくならず、色が悪い。

元肥と追肥についてご紹介しています。
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