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薬剤の基礎知識 薬剤の正しい散布の仕方

薬剤を効果的に使用するための基礎知識として薬剤の正しい散布の方法を解説します。薬剤の散布の方法について、散布前・散布中・散布後に分けて注意事項をまとめました。

散布前の注意事項

・商品に記載されている適用作物・使用濃度・使用上の注意事項などをよく読んで正しく使用してください。(使用濃度を必要以上に濃くしますと、逆に植物に薬害が生じる恐れがあります。)
・大量に散布する場合、高い庭木に散布する場合は農薬用マスク・園芸用メガネ・手袋・帽子・長袖の服・長ぐつを着用するなど皮ふの露出部を少なくしてください。
・室内では使用しないでください。
・体調がすぐれない時は、薬剤散布を行わないでください。

散布中の注意と散布方法

・強風時や日中高温時の散布はさけ、風のない朝夕の涼しい時に散布してください。
・風向きなどを考え、散布液が通行人・家屋・洗濯物・ペット・自動車・塀などにかからないように、また池や河川などに入らないように十分注意してください。
・散布中は小児やペットが近づかないように配慮してください。散布中はタバコを吸ったり、食事などはしないでください。
・粒剤以外の薬剤は、半日位雨の降らない日を選んで散布してください。(散布後すぐに雨が降りますと効果がなくなります。)
・植物全体にむらなくていねいに散布してください。(病害虫は、葉の表だけでなく葉裏や枝にも発生しています。)

散布後の注意と保管方法

・散布後は手足・顔など皮ふの露出部を石けんでよく洗い、使った器具や衣服も同時に洗ってください。
・散布中及び散布当日は小児やペットが近づかないように、また散布区域に立ち入らないように配慮してください。
・余った散布液は、河川、下水などに捨てないで土にまいて処理してください。
・使用後の薬剤は飲食物・食器類やペットの餌と区別し、直射日光をさけ、密栓して小児の手の届かない冷涼な場所に火気をさけて保管してください。
・他の容器に移しかえて保管しないでください。

薬剤を効果的に使用するための基礎知識として、薬剤散布の際の注意事項を散布前・散布中・散布後(保管方法)に分けて解説しています。
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