■植物は、必要な養分が不足すると生育が悪くなります。肥料は植物が健やかに生育するために与えるものですから、肥料成分の種類や働きなどを理解し、目的に応じて使い分けます。
分類 成分と働き

生育するために大量
に必要とするので、
不足しがちです。
欠乏するとさまざま
な症状がでて、
生育が悪くなります。

葉肥と呼ばれます。
葉や茎などの生育を促進し 葉の色を濃くします。
実肥と呼ばれます。
開花や結実を促進し
ます。

根肥と呼ばれます。
根や茎葉を丈夫にし、耐病性を高めます。

量的には大量要素
ほど必要ではありま
せんが、不足すると
葉が黄変したり、
生育が悪くなったり
します。他の要素が
効果的に作用する
ためにも 必要です。

カルシウム(Ca) 植物の細胞を丈夫にし、根の発育、果実の成熟を促進します。
マグネシウム(Mg)
硫黄(S)
人間にたとえるとビタミン類の働きに相当します。
鉄・マンガン・
ホウ素・亜鉛・
モリブデン・
銅・塩素

   肥料の成分についてさらに詳しく ・・・⇒
■肥料は植物の種類や状況によって施肥の目的や方法、与える時期等が異なりますので、用途に合わせて使い分けます。
元肥

植物を植える前に、あらかじめ土に施す肥料 です。緩効性肥料を使うと便利で効果的です。

お礼肥
花木や果樹の開花後や収穫後に、弱った植物の回復を図るために施すもので、速効性のものを使います。
追肥
植物を植えた後、生長に応じて施す肥料です。速効性肥料と緩効性肥料を組み合わせて与えると効果的です。

花工場原液
花工場スピーディー
エードポトリン
花工場スティック鉢物用
花工場スティックプランター用
花工場スティックバラ用
花工場スティック庭木用
ガーデニングエードボール
ベジタブルエードボール
マイガーデン植物全般用
マイガーデンバラ用
マイガーデン芝生用

寒肥
春の活動期にむけて花木や庭木の生長が休止している冬期に施す肥料です。

置肥
鉢土の表面に置く肥料で緩効性肥料が便利です。
■植物には、活発に活動をする生育期と、活動を休止する休眠期があります。季節や植物の種類によっても異なりますし、休眠期でも寒肥として肥料を与える場合がありますが、原則として肥料は生育期に与えることが効果的です。

【肥料の三大要素と中・微量要素】
チッ素、リン酸、カリの三成分は、人間にとっての三大栄養素(たんぱく質、炭水化物、脂肪)に相当し、植物にとっての必要量も多く、大量要素(肥料の三大要素)と呼ばれます。他の成分は、ビタミン・ミネラルに相当し、必要量に応じて中量要素、微量要素と呼ばれます。植物を丈夫に育てるには、単一の成分にかたよらず、これらの要素をバランス良く、適切な量を与えることが必要です。
【N : P : K比の考え方】

商品の説明に記載されているN:P:Kの数字表示は、
その商品に含まれる肥料成分の含有量をあらわしています。
例えば、

Nの数字が高い チッ素が強化されているので葉や茎の生育を促進し、観葉植物など緑を楽しむ植物に向いています。
Pの数字が高い リン酸が強化されているので、リン酸を多量に必要とする、花や実を結ぶ植物に向いています。
Kの数字が高い 根や茎を強化し、病気にかかりにくくするので、生育中の植物だけでなく、根菜類、球根類、室内の植物にも向いています。

 

【肥料は組み合わせて使いましょう】
植物に対して無駄なく肥料効果を発揮させるためには、肥料効果の持続期間を考える必要があります。緩効性肥料の元肥は、肥料効果がゆっくりと長く持続しますが、生育の旺盛な株などは肥料分を多く必要とするため、追肥で補うことが大切です。追肥にも、速効性の液体タイプの他、長く効くスティックタイプ、置肥タイプなど、使い方によって選べるさまざまな種類があります。
剤型による作用性の違いを考慮し、植物の状態に合わせてタイミング良く組み合わせて施肥することがポイントです。
緩効性肥料 速効性肥料
固形タイプ 液体タイプ
 
【肥料濃度は守りましょう】
薬剤に限らず、肥料においても、決して高い濃度で使用した方が効果があるものではありません。濃度が高すぎると逆に植物に悪影響を与えることになってしまいます。水で希釈するタイプの液体肥料はもちろん、固形肥料も商品に表示されている規定の濃度や使用量を必ず守って使用してください。