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A6:害虫を退治する殺虫剤を作用性からみますと、代表的な種類としては次のような作用があります。
【接触剤】
殺虫剤の多くは接触剤に属します。直接害虫にかからなければ効果のあらわれない薬剤などもありますが、多くは散布された場所に害虫が触れても効果があらわれます(マラソン乳剤、スミチオン乳剤など多数)。この種の製品はかけむらのないようにていねいに散布することが必要になります。
【食毒剤】
散布された葉などを食べることによって害虫が退治される薬剤です。食毒剤作用だけの薬剤は少なく、接触剤作用も兼ね備えている薬剤(トアローフロアブルCTなど)が多いです。
【浸透移行性剤】
食毒剤の一種ですが、普通の薬剤は植物に吸収されても植物体内を移動しませんが、根や葉から吸収されて移動する薬剤を浸透移行性剤(オルトラン水和剤、ベストガード粒剤、モスピランスプレーなど)といい、その植物を加害した害虫を退治します。長期間効果が持続するため便利な薬剤です。特に、オルトラン類は食害性害虫と吸汁性害虫の両方に効果がありますので、家庭園芸向きの薬剤です。
【誘殺剤】
食毒剤の一種ですが、害虫が好む餌の中に薬剤を混ぜ、おびきよせて退治する薬剤(ナメトックスやデナポン5%ベイト)です。夜間活動するナメクジやネキリムシ、ヨトウムシなど、直接見つけて退治するのが難しい害虫を退治する薬剤にみられます。
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